中央地方全競馬場スピード指数投票ソフト RH SPEEDERブログ

中央地方全競馬場スピード指数投票ソフト「RH SPEEDER」について、利用方法などのサポート情報や、地方競馬全般の話を更新していきます。

カテゴリ: RH SPEEDERソフトマニュアル

RHSPEEDERの基準タイムは、Kijun.DAT に書かれています。このファイルを変更することで基準タイムを変更することが出来ます。

基準タイム1.JPG




基準タイム2.JPG

先頭の2バイトが競馬場コード、3バイト目~4バイト目がトラックコード、5バイト目~8バイト目が距離、6バイト目~9バイト目が基準タイムです。
基準タイムを安易に変更してしまうと指数の精度を落とす可能性もありますので変更前にファイルをバックアップするなど注意して行って下さい。


競馬場コード

01 札幌競馬場
02 函館競馬場
03 福島競馬場
04 新潟競馬場
05 東京競馬場
06 中山競馬場
07 中京競馬場
08 京都競馬場
09 阪神競馬場
10 小倉競馬場
30 門別競馬場
35 盛岡競馬場
36 水沢競馬場
42 浦和競馬場
43 船橋競馬場
44 大井競馬場
45 川崎競馬場
46 金沢競馬場
47 笠松競馬場
48 名古屋競馬場
50 園田競馬場
54 高知競馬場
55 佐賀競馬場


トラックコード

10 芝・直
11 芝・左
12 芝・左外
13 芝・左内→外
14 芝・左外→内
15 芝・左内2周
16 芝・左外2周
17 芝・右
18 芝・右外
19 芝・右内→外
20 芝・右外→内
21 芝・右内2周
22 芝・右外2周
23 ダート・左
24 ダート・右

RHSPEEDER2013-12-2RHSPEEDER2013年12月号1 
 『競馬最強の法則』2013年12月号の記事。

2014-1-22014-1-1
 『競馬最強の法則』2014年1月号の記事。

日本全競馬場に対応したスピード指数表示ソフトです。

スピード指数とは日本で一番ポピュラーな競走馬の能力を表す指数のことで、走破タイムとコース別の基準タイムの差から計算されます。当ソフトでは独自の馬場差、レース補正値を無料提供して既存の指数ソフトより精度の高い指数を表示します。

中央競馬で使う場合は、JRA-VAN DataLab(月額1950円)に加入する必要があります。
地方競馬で出馬表の詳細表示を行う場合は、地方競馬DATA(月額980円)に加入する必要があります。

ソフトからワンタッチで投票するには、中央競馬は即PAT、地方競馬は楽天競馬(加入無料、楽天銀行の口座必要)にご登録いただく必要があります。

スピード指数とは
同じコースを走った馬でも単純にタイムを比較して能力の順位を決めることは無意味とされています。その理由は毎日変わる馬場状態でまったくタイムが変わってしまうからです。

そこで毎日の馬場状態を数値化し、今日は通常より何秒速い(遅い)タイムであったかを算出してから走破タイムを比較することで、競走馬の能力を比較するのです。

毎日の馬場状態の数値を「馬場差」と言い、コース別の通常のタイムを「基準タイム」と言います。

芝レースは、雨が降ったり開催が進んで馬場が荒れてくると馬場差が徐々にかかってくる(馬場差がプラスになる)傾向があります。

ダートレースでは、砂が湿ると馬場差がマイナスになり、不良まで進むとプラスに戻ります。

芝コースとダートコースを両方走る障害戦は馬場差を算出することは出来ません。

また積載量が1トンから500Kgまで大きく変わるばんえい競馬も、走破タイムがまったく異なってしまうため、馬場差を出すことは出来ません。

同じダートコースを毎回走る地方競馬のほうが、スピード指数による馬券の効果が高いと言われています。


馬場差の算出方法
毎レースかならず同じ能力で走る馬が例えばダート1200mと1600mを走ったと想定したタイム、つまり走破タイムの平均から基準タイムを算出します。

また競走条件によってタイムは異なるため、競馬場ごとに競走条件別のタイム差を足します。

この基準タイムと実際に走ったタイムを比較して競馬場、トラック、日別に馬場差を算出します。

馬場差の算出は、たいへん難易度の高い作業ですので、まずは当研究会が計算した馬場差を無料ダウンロードしてお使いください。

次のステージとして、「10/1日の馬場差は-1.0秒となっているけど-0.8秒が妥当だろう」といったように、無料ダウンロードした馬場差を独自に微調整してご利用いただければ効果的です。


例)大井競馬10/1
1R1200m 基準タイム+競走条件別タイム差より1.0秒速い
2R1600m 基準タイム+競走条件別タイム差より0.8秒速い
3R1200m 基準タイム+競走条件別タイム差より1.1秒速い
4R2500m 基準タイム+競走条件別タイム差より2.3秒遅い
5R1600m 基準タイム+競走条件別タイム差より0.9秒速い

大井4Rは参考外として10/1の馬場差は-1.0秒と決める。

 

レース毎の補正の算出方法
この大井4Rの例のように、長距離レースではスローペースになる傾向が高く、基準タイム+競走条件別のタイムより遅くなることが多々あります。大井4Rに出走した各競走馬の能力が高くても、スピード指数は走破タイムから算出するため出走馬はすべて能力が低いことになってしまいます。

そこで大井4Rだけスピード指数を底上げする方法としてレース毎の補正を行ないます。

1日のレースの途中から急に雨が降って馬場状態が変わった場合などもレース毎の補正で調整を行ないます。

障害戦、ばんえい競馬は馬場差がありませんのでレース毎の補正のみでスピード指数を計算します。

 

『RH SPEEDER』のスピード指数計算式

 スピード指数=(基準タイム+馬場差+レース補正値-走破タイム+50)×トラック係数

※トラック係数

芝、ダート、障害、ばんえいの走破タイムの1秒の価値を調整する数値。芝レースの1秒を指数1とするとダートレースの1秒は指数0.7、障害レースは0.4、ばんえいは0.09となる。


※50は、指数を扱いやすいように底上げする値



『RH SPEEDER』動作モードについて
地方競馬のみ、JRA-VAN DataLab地方競馬DATAに加入しなくても無料で使える簡易表示モードがあります。

簡易モードでは、馬場差のカスタマイズを行なうことはできず、リアルタイムオッズなど詳細な出馬表データも表示されません。


簡易モードの出馬表表示
LIGHT.jpg


詳細モードの出馬表表示

(中央競馬はJRA-VAN DataLab、地方競馬は地方競馬DATAに加入が必要)
詳細モード.jpg




RH SPEEDERの過去データ取得機能は現在開発中ですが、今すぐに取得して過去の出馬表を閲覧したいという方向けに裏技を教えます。RH SPEEDERの構成設定ファイルは、ソフトのインストールディレクトリにある「rhspeeder.ini」というファイルに書いてあります。

構成ファイル


メモ帳などで開くと以下のようになっていて赤線の部分に前回取得したJRA-VANデータの日付、青線の部分に前回取得した地方競馬DATAの日付が書いてあります。この日付を以下のように変更してあげることで次回RH SPEEDERを起動した時に各構成設定の日付からデータ取得を開始します。

※例は2013年08月01日以降に各提供元から提供されたデータを取得する例です。
※RH SPEEDERでは、地方競馬DATAのデータはすべて2013月07月以降で作られています。青線の数字を2013月07月以前の日付を指定しまうと2005年以降のすべての地方データを取得することになってしまいデータ取得に1日以上かかってしまいますのでご注意下さい。


構成ファイル2

現在、高速セットアップの機能を開発中で、現行のデータ取得は非常に低速です。データ取得には数ケ月分だけでも数時間かかりますので寝る前などパソコンを使わない時間に行って下さい。


ソフトの操作方法、使い方につきましては、地方競馬DATAまでお電話下さい。


地方競馬DATA事務局
044-271-1332(地方競馬開催時)

saikyoweb@k-ba.com


年末年始については、次の通りとなります。

12/31~1/3はお休み。
1/4は14時~18時の間、問い合わせ対応可。


よろしくお願いいたします。




スピード指数について
○スピード指数は最近の指数の方が有効です。ですから買い目を絞る場合は、3走前に高い指数をだしている馬よりも前走高い指数を出している馬の方を選んで下さい。
○2頭のうち、どちらか1頭に絞りたい場合は、単勝オッズが高い方を選択して下さい。能力が同じならばオッズが高い方が期待値の高い馬になります。
○前走の指数だけが大きく低い場合は、その原因を考えて下さい。「前走不良馬場で大敗した」「前走他馬と接触する不利があった」などの場合前走の指数を度外視することをお勧めします。前走の大敗で大きく人気を落としている場合は思わぬ高配当が期待できる場合があります。


購入レースについて
○デビューして間もない若駒より同じコースを何回も走っている方がタイムが安定します。
○初めての芝戦、ダート戦、障害戦などは大きく過去の指数で走破する可能性があります。
○地方競馬の場合、楽天ポイントが多く還元されるレースを購入することで擬似的に馬券の控除率を下げることが出来ます。楽天ポイントが多く付与されるレースに付きましては詳しくは楽天競馬サイトをご覧下さい。

このページのトップヘ